会話は言葉のキャッチボールではなく、気持ちのキャッチボール。
会話は言葉ではなく、気持ちに焦点をあてることが大事なことだと、この本には書かれています。
この本の通りにやってみたいと思えば、確かに練習は必要ですが、会話は技術ではない。というのも納得できます。
相手の気持ちを考えるとか、当たり前でしょ。って一見思いますが、自分を含めこれができてないことに気付いていない人はたくさんいるような気がします。
議論をしたいのであれば話は別ですが、日常会話において、人は話の結論を出したいというよりは、気持ちに共感してくれた方が確かに面白かったりする場合も多いように思います。
この本は、そういった類の会話の進め方のコツを教えてくれます。
よくありがちな気をつけたいこととしては、
・相手が話している時に、自分の関心に無理矢理誘導しない。何を言おうとしてるのか見極めてから質問する。
・ネガティブな気持ちになってる人に励ましや、誰かの体験談なんて役に立たない。まずは気持ちに共感する。最悪なのはポジティブを押し付ける。
・服装などは褒めるより気付く。
などが、なるほどなと思いました。人の気持ちを考えるって意外とできてるようでできていない。
会話の中に思いやりが入れられて、初めて自分の言葉が相手に届くんだなと、改めて考えさせられます。日常生活だけでなく、仕事での会話の中でも重要なことだと思います。
誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール