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2011年6月28日火曜日

【本】 「昼メシは座って食べるな!」を読んで

■最近うっすらと感じていたこと

成果を出してる、またはいろいろとやってるなあって人を見回すと、共通してるのがかなりハードに働くってところでした。
ただここで気を付けなきゃいけないのは、与えられた仕事に振り回されて残業まみれになるのと、自発的な目標に向かって残業まみれになるのとでは大きな違いがあります。

この本を読んでいると、そのハードさっていうのがどの位のものかリアルにわかると思います。

著者が野村証券の仙台支店にいた時、誰も落とせなかった呉服屋の社長さんのところへ50回も通ったそうです。時には社長の戻りを待ち伏せるた め、喫茶店へ何時間もコップに入った飲みものをストローで上下させながら何時間も粘ったりという下りは、その苦労がリアルに伝わります。

これがどのようにして成果に繋がったかは、本書を読んでいただきたいのですが、50回も通うことが単なる苦労ではなく得られることもちゃんとあります。
社長は午前中には何をしていて、社長室はどこにあってとか、社長の周辺情報だったり会社のことが、最初訪問した時より明らかに理解が違っていると思います。
そこまで準備出来て初めて聞く耳も持ってくれるのかもしれないって本を読んでて思いました。

■当たり前のことをちゃんとする

本の内容と直接は関係ないですが、挨拶、お礼、謝罪、電話、メールなど人と接する機会をいちいち丁寧にこなすことを意識したいなと思いました。

何事も流れを変える大きな要素はやはり人だと思います。電話1本、メール1通も適当なやりとりをせず大切にしたいものです。電話が鳴ってしばらく誰も取らないなんてあり得ないことだと思います。

■その上で、揺るぎない目標を持って行動し続ける

情熱を持ってとか言われるとピンとこないけど、揺るぎない目標を持てば自然と情熱ってものも外に現れてくるものだと思います。
人はそういう人を応援し、その期待に応えることで信頼を積み重ね、結果として目標を達成して、成果を出すってことに繋がるんだと思います。

■感想

この本は読むだけでも元気が出るような面白い内容ですし、今回は内容的なエピソードは全然書きませんでしたが、たくさんのハードな仕事っぷりのエピソードがたくさんあります。

自分の行動の質を変えたいと思えば、いろいろとヒントも得られる本だと思います。

 

昼メシは座って食べるな!


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