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2010年6月29日火曜日

勝手に影響力の武器だと思った場面に遭遇な件

この前、駅の近くで果物を売っている人がいました。少し離れた所からポップを見ると、そこには「もも 7 300円」と、ぶっとい字で書かれてありました。
え?なにそれ。高級にも程があるでしょと思いながらも、通りすぎざまによく見てみると、7コ300円でした。「コ」ちっちゃすぎ。っていうつまらないオチなんですが、もしかして計算か?とも思ったりもした、という想像力をフルパワーで効かせた話です。

遠くから歩いて来る人に、変な強調の仕方で、ありえないような値段に見える値札やポップにして、近くに来たら7コ300円のような、「7コ」とか言われるとパッと見、安いかどうかわかりにくいセットの値段にしとくと、すぐにそれが安いかどうかが考えにくい。
そして近づくと1コ7300円だと思ってたものが、
・7300円ではなく、300円だった
・実は1コではなく、7コの値段だった
と、何だかおトクな感じのする、見事なコントラスト効果が出てたりする。自分は心なしか安いと思いました。
そして売っていたのは夜の10時半という、割と遅めな時間。なんだか奇妙な偶然が重なり合っていることが、偶然ではない気がしないでもない。。

上記とは、全く関係ない、巧みな人間心理の事が、もっと詳しく書かれている「影響力の武器」。まだ読んだことがない方はぜひオススメです。非常に興味深いことが書かれています。

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