この本を読んだのは、去年のことになりますが、ここ最近読んだビジネス書関連の本で、個人的には大変為になったので、紹介します。
これを読んだころは、まだ速読的な読書術の本がちまたには溢れていたような感じで、自分もそういった読み方をしていかなきゃいけないかなと思っていました。ところが、ざっくり言うと、この本は読むべきところは、ゆっくり読み、それ以外は軽く流すといったスタンス。
それ自体はまあ、そうなのかと思うくらいなのですが、なぜそのような読み方になるかというところで、問題をもっと深く掘り下げて、もっと明確にしたうえで、本を探し始める。といったくだりの説明が、自分にとってすごくわかりやすく、今まで点と点だったものが線でつながったと思えるほど、しっくり感がありました。
そういった経緯もあり、それまで知識としては知っていた、あるものを知りたいと思った時、いっぺんに5、6冊読んでみるというのも、初めてやってみようと思い、実践もしやすかった。
他にも、この本に書かれていることで、試してみたいと思うようなことは、たくさんありました。
本の読み方を少し変えてみたいと思うなら、この本は参考になります。