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2011年12月16日金曜日

【本】40代を後悔しない50のリストを読んで

読んでみたいとは思いながらもここまできてしまい、今更読むのもなんだかなと思いながらも結論としては、読んでよかったと思います。
これを読むまでは、どちらかというと30代の過ごし方が重要かと思っていたのですが(もちろん重要なごとに変わりないですが)どうやら30代と40代では求められることが思っていた以上に大きく違いそうです。

30代の方は前半後半にかかわらず読んでおくと、これからへの過ごし方の意識が変わるかもしれません。

この本はタイトルにあるように50のリストで構成されています。以下、印象に残ったリストの感想です。


03 「二元論」で考えなければよかった
なんかこの辺の話はここ最近になって少しわかるような気がします。まあはっきり同じことではないかもですが、もっと不確実な部分も受け止めるといいますか、そんなことを時々考えたりもします。

08 スピード決断ができなかった
ここはなるほどと思いました。
意思決定においても小分けに考えるのはいいんですね。

12 仕事に追われて「すべきこと」ばかりやっていた
"毎週ドキドキする「ゴール」を設定する。"っていうのはやってみようかなと思いました。モチベーションを普段から維持していくには、こういったちょっとした達成感ていうのはいいことかも。自分から仕事を追いかけられるようになるのはやはり目指したいものです。

13 「どこまで目指すか」を考えるべきだった
ここは意識して取り組むべきなのかなと思います。自分の中では具体的とは思っていながらも、いざ改めて考え直してみると結構考えてたことが、ぼんやりしてたりすることもあります。求められるものを意識しながら改めて考え直してみたいです。

14 自分が「何を成し遂げたか」がわからなくなった
 こ れは最近ちょっと大事なことかもって思うようになりました。いつ、転職など新しい環境に身を置く機会があるかわからない時代ですので、そういった時にいざ 振り返ってもあまり覚えてないなんてことにならないよう、普段からこういった記録を残しておくことで、先々への安心感や日々のモチベーションに繋げたいと 思います。

15 「他人を動かすスキル」が身に付かなかった
 ここは意外な盲点というか意識の足りなかったこととして反省してます。
(抜粋)"40代に求められるのは、業務のマネジメント以上に部下の「モチベーション」をマネジメントすること。それができないと会社で活躍することは出来ません。"
も当然含まれるわけですよね、単に業務の交通整理とお客さんとのコミュニケーションだけでは役割を果たしているとは言えません。

16 負けない「交渉力」が欲しかった
 落としどころを意識してない人は確かに振り回されたり言いなりなままだったりという立ち回りしかできないのは、回りを見ていると少なからず思う時もあります。

27 忙しいなりに「細かい時間」の使い方を考えればよかった
 「10 分でできる仕事を常に持つ」を意識するだけでも少しは変わると思います。だから自分はiphone上で準備できるものはだいたい出先で考えてたりします。 あとで思い出したり、再現できる程度に記録できればいいので。そういった意味ではほんと便利な時代になったなとつくづく思います。

28 「やりたいこと」にチャレンジできなかった
 本の中で著者が「時間ができたらやることリスト」を作っておくことをすすめています。そのリストは結局「やりたいこと」の延長につながっているという考えは、なるほどと思ったのでこれもやってみようと思いました。

以上ですが、この本によれば40代の過ごし方によって、その先の50代以降の身の置き方に大きく影響するようです。
よっぽど精魂尽き果てたとかでもなければ、50代とはいえまだまだ元気な世代ですので、この本をきっかけにこれからの過ごし方を意識して見直しながら変えていきたいです。


 
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