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2011年2月25日金曜日

安売りしない会社はどこで努力をしているのか?/を読んで

比較対象が価格になってはいけない。
この本は価値を上げる工夫について書かれています。

価値ってなんですか?って改めて聞かれると、わかりやすく答えるのって難しいような気がします。もちろん辞書に載っているような意味ならわかりますが。

また今の時代、商品や価格だけでなく、この会社を知りたいと思ってもらえることは、直接の売り上げにつながる要素ではないかもしれませんが、やはり必要なことだと思います。発信することに注目してもらえる会社は強いと思います。

価値を上げるという考え方についてわかりやすいなと思ったのは、この商品またはサービスがこの値段だとしたら、どこまでやれば、お客様が喜んでお金を出してくれるか。という考え方。やはり人は似たようなものがまわりにあふれかえっていたら、結局は価格しか見なくなると思います。
しかし、自分の困ったことや、探し求めてたものには高くても買ってしまうというものがあると思います。そこに価値が存在し、そこに早く気付けるかどうかなんでしょうね、まわりにいる人達や世の中に対して。そして、その積み重ねが差別化につながるのだと思います。

まあ、斬新でも新しいことを言っているわけでもないのですが、全体通していろんなところがわかりやすく、改めて考えさせられることがたくさんあり、何より、価値について考えてみるのが楽しくなります。



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